1.子どものケア編


*末尾にアレルギーを持つお子さん用のカードの書式があります。


【おむつについて】
●紙オムツ=洗濯がいらない。なるべくコンパクトに、長持ちする工夫を。
紙のポリマー部分は1度使ったらそこだけ破りとり、
2回目は肌にあたる部分に生理用ナプキンをあてておくとか。
●布オムツ=布はどんどん捨てられるようであればベター。
さらしが一本あると、いろいろ使えます。
●タオルやさらしの手ぬぐい=代用可。
四つ折にすれば、ズボンの中にいれてあてて、表裏で「小」4回分使用もできる。
レジ袋の端と上部をきってオムツカバーにも。


「布オムツ、布ナプ、オムツなし育児での経験は、災害でも生きてくる!」

編注:おしりがきれいに洗えないのが盲点になりやすいが、
水分を確保するなど、臨機応変な対応を! 




【赤ちゃん、子どもの防寒対策】

①赤ちゃんの上着はレインウエアがベター!
最低限の上着として、赤ちゃんのうちは、レインウエアが一枚あれば大丈夫。
動き回るようになり、服の劣化が激しくなる時期には、
防風で中綿があるような服を一枚追加しましょう。微調整は中間着で。 


②中間着
フリースは中間着として防風素材とあわせれば、この条件にぴったり合致します。
ただ、静電気が発生しやすい。ウールもそうです。空気が乾燥した所や、
特に室内で発生しやすいです。 


③空気の層を作る!
デッドエアなどと呼ばれる。衣類の間に抱きこまれる動かない空気の層が
断熱材のようになり温かくなる。



【これから:子どもへの精神的ケア】
「大事なのは、何よりもまずハグ!」

お子さんをいっぱい抱っこしてあげて。お互いに癒される。
それから、おっぱい。ショックで赤ちゃん返りしたりするので、
子どもが大きくなっていても、おっぱいやミルクと言われたら、
まねごとでいいので、応えてあげて。




☆参考:
精神的ケアについて詳しく書かれたブログ。
「未来予想図実行委員会」 http://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/ 

*地震の瞬間、赤ちゃんや子どもたちがどうなっているのか、
イメージしにくいと思います。

このブログでは、新潟中越沖地震から現在まで、
何が起こったのか、どんな支援があったのか、何が必要なのか、時系列で書かれています。




【アレルギーのお子さんを持つ方に】
アレルギー用緊急カードのフォーマット
(携帯電話が通じない場合でもメールは通じる場合があります。)
(    )はアレルギーをもっています。
倒れていたら、救急車を呼んで至急病院に運んでください。
また、飲食することができないものには赤い○が、
触れる事 ができないものは青い○がついています。
他に(    )という注意点があります。

ご親切にいただいたものをお断りするのは恐縮ですが、
どうかご協力お願 いいたします。
  • 氏名
  • 普段の呼び名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 保護者氏名
  • 保護者の連絡先 携帯 メールアドレス
●かかりつけ病院名・担当医 連絡先
  • もっているアレルギー名と症状
  • 具体的なアレルゲン
  • 食べられるもの 料理法 など
*アレルギー対応ミルクを、非公開で置いてくださっている自治体もあります。